(補足)要望書の前調査(2012.11.8)

※水戸市長あての要望書作成の前に、現状について関係各所へ電話問い合わせをしましたので、

その結果についてこちらに記事で残しておきます。

なお、こちらは2012.11.8時点での結果で、その後の変更については把握できていないので、

子どもの甲状腺検査を受け付けてくれる病院等については、直接電話での確認をお願いします。

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1.     子どもの甲状腺エコー検査 

 

◇11月8日(木)各所へ問い合わせ

水戸市保健センター健康相談電話(029-243-5520)の回答

「現在、公費負担という制度はない」

「市内で自費での検査が受けられそうな病院:水府病院、いいたけ内科、総合病院」

 

 

◇11月8日(木)各総合病院等へ電話問い合わせ

 

→国家公務員共済組合連合会 水府病院(水戸市赤塚1丁目1番地 029-309-5000)

http://www.kkr-suifu.com/index.html

・希望者が自費により検査を受けるということは現在はできない。

・子ども(例:4歳、6歳)に症状があれば、小児科(担当者は月・木の午後)に診てもらい、小児科医が甲状腺医に診てもらうことが必要と判断すれば、その後甲状腺医のいる火・木の午後、診察、必要であれば検査、とのこと。

・かかりつけ医からの紹介状を持って行くのもよいそうとのこと。

・現在いる甲状腺医の任期が今年12月末までで、1月以降は空席。もし、診てもらいたいなら、早目がよい。

 

→いいたけ内科クリニック(水戸市見川町2131-1976 tel.029-350-1155

http://locoplace.jp/t000079297/

・小児科はないため、基本は13歳以上が診療対象。

・症状がなく、検査希望の場合は自費になり、採血とエコーの組み合わせで1万円以上にはなる。

・症状があれば、保険適用。

 

→協同病院(水戸市宮町3-2-7 029-231-2371)

http://www.mitokyodo-hp.jp/

・小児科がないため、高校生以上なら、内科へ。

 

→水戸赤十字病院(水戸市三の丸3丁目12番48号 029-221-5177)

http://www.mito.jrc.or.jp/

・子ども(例:4歳、6歳)なら、小児科へ。

・症状なく検査希望の場合、自費になる。採血とエコーを組んで2万円くらい。

・症状があれば保険適用。

 

→水戸済生会総合病院(水戸市双葉台3-3-10 029-254-5151)

http://www.mito-saisei.jp/

(例:子ども4歳、6歳で初診の場合)

・「症状はないが、「原発事故による放射性ヨウ素の初期被ばくの影響」が心配な場合」

  →小児科へ予約を入れて、初診に行き、さらに予約して検査。

・小児科は12歳以下。

・費用:4歳初診の場合:初診費用5,720

            検査料 5,360

      

6歳初診の場合:初診費用4,930

        検査料 4,410

(※年齢が上がるほど金額は下がるらしい)

 

 

2.     給食測定関係

 

◇11月8日、学校教育課へ問い合わせ。

・水戸市立学校給食共同調理場(水戸市河和田町)に、放射線測定器(テクノAP)1台があり、そこで調理される水戸市立中学校11校分の毎日の検査(まるごと1食検査)と、自校調理である中学校5校(国田中、第四中、石川中、笠原中、内原中)と水戸市立全小学校の分の食材を最低月1回ずつ測定。

・自校調理からの食材の輸送は、市の担当者が引き取りに来て、測定所まで運んでいく。

・自校調理校から測定の要望が出されれば、測定可能なので、学校教育課から各学校へ、必要に応じて測定の要望を出すよう指導しているが、実際には要望の件数は多くはない。学校の畑で採れたさつまいもの事前測定等にも使われているという。

・測定下限値25ベクレル

・50ベクレル超の場合は、茨城県へ依頼してゲルマニウム検出器で精密検査(その食材は使用せず)。

・ご飯→米:小学校:80g~~~90g~~~100g

          低学年・中学年・高学年

      中学校:120g(全学年)

  ※米→ご飯にすると、水を加えるので約22.12倍に重さが増える。

・麺(小麦粉の重さ)→小学校:60g~~~80g~~~100g

                       低学年・中学年・高学年

                  中学校:120g(全学年)

 ※水を加えて2.6倍の重さになる。

・パン(小麦粉の重さ)→小学校:40g~~~50g~~~60g

                        低学年・中学年・高学年

                    中学校:70g(全学年)

 ※水を加えて1.38倍の重さになる。

・米の内訳:地場産(水戸市周辺)使用。201210月までは「コシヒカリ」。11月から1年間は「ユメヒタチ」予定(産地指定)。

・生めん(うどん・ソフトめん):地場産小麦粉100%使用。

・パン(小麦粉):8割カナダ・アメリカ産、2割が県内産(カナダ・アメリカ産小麦が製パンに適しているため)

◇11月8日、幼児教育課へ問い合わせ。

・食品測定は、水戸市農政課(プレハブの本庁舎)の測定器や、赤塚にあるJA水戸内の測定器を使用。下限値25ベクレル、50ベクレル超で精密検査(どちらも測定申し込みは水戸市農政課)。

・水戸市立13保育所は、献立一食まるごと検査や食材検査を実施。

・希望で民間保育園の食材も検査している。

・幼稚園の給食も、園から申し込みがあれば測定可能。

※保育所・保育園の測定結果は水戸市HPにリンクがあったが、幼稚園のものは見当たらなかったので、農政課へ結果を幼児教育課に流して、HPで結果公表してもらえるようにお願いした。