希望のたね・みと
東京電力福島第一原子力発電所の事故から1年が過ぎました。
放射能による汚染が広がり、人々の生活にかつてない暗い影を落とし、いまもなお、続いています。
茨城県の東海村にある日本原電・東海第二発電所については、震災後、稼働が停止した状態ですが、再開が検討されています。
住民の暮らしや安全を第一に考えるのであれば、再稼働させてはなりません。福島の人たちの無念を、忘れてはいけません。他人事ではないのです。
ふるさとを、思い出を汚され、奪われるという危険性を、後世に遺してはなりません。
各市町村で、再稼働しないことを求める活動が活発化したことに刺激を受け、ここ県庁所在地・水戸でも
立ち上がろうと発足したのが「希望のたね・みと」です。
普通のママ、プレママが中心となって活動しています。よろしくお願いいたします。
県庁所在地「水戸」の表明は「大きい」です
県内各地で続々と、廃炉や再稼働中止を求める声があがり(こちら)、それに応えて各市町村議会や首長が明言するところもでてきました。しかし、東海第二から30km圏内であり、県都である水戸市は、まだ考えを表明していません。
県都である市が、再稼働しないことを求める意味は、他市町村を圧倒し、さらには、迷っている市町村の追い風となります。県庁所在地、茨城県の中心であることに誇りを持ち、この土地を守るためにも、いまこそ一丸となりたいのです。
「水戸市議会が茨城県知事等宛てに、東海第二が再稼働しないことを求める意見書を提出してくれるよう」頑張ります。
皆様からの署名は、陳情書提出の際に、合わせて提出します。「これだけの人が、求めていることである」という大事な「証拠」であり、「願い」です。
水戸市議会は提出を受けたら、担当の委員会にて審査を行い、その審査の結果をもとに、本会議にかけることになります。本会議で、採択(賛成)、一部採択(一部に賛成)、不採択(反対)を決めることになります。本会議で採択されてやっと、結果が市長や県知事などに伝わることになります。
私達の陳情書は、市議会に「県知事や関係行政庁に、東海第二が再稼働しないことを求める意見書を提出してください」という”お願い”です。
水戸市議会のHPはこちら